腹筋ローラーを買ったものの、膝コロを何回かやって終わりになっていませんか。
腹筋ローラーは転がす向きや止め方を変えるだけで、使い方をいろいろ増やせます。
ここでは、易しい順に6つの使い方と、それぞれの回数の目安を手順つきで紹介します。
腹筋ローラーの使い方は難しさ順に6種類
腹筋ローラーの使い方は、キープ、壁コロ、膝コロ、斜め膝コロ、ハイプランク、立ちコロの6つを易しい順に覚えるのがおすすめです。
いきなり立ちコロから始めると、腰や肩を痛めやすくなります。
下の表の上から順に、できるものを1つずつ増やしていきましょう。
| 使い方 | 難しさ | 主に使う筋肉 | 最初の回数の目安 |
|---|---|---|---|
| キープ | ★☆☆☆☆ | 腹筋と背筋 | 30秒×3セット |
| 壁コロ | ★★☆☆☆ | お腹の正面 | 5〜10回×3セット |
| 膝コロ | ★★★☆☆ | お腹の正面 | 10回×3セット |
| 斜め膝コロ | ★★★☆☆ | 脇腹 | 左右5回ずつ×3セット |
| ハイプランク | ★★★★☆ | 下腹 | 30秒×3セット |
| 立ちコロ | ★★★★★ | お腹全体と腕 | 5回から |
どの使い方も、腹筋ローラーを転がす前に5分ほど体を温めておくと、動きがスムーズになります。
腰や背中を軽くひねるストレッチで十分です。
膝コロができない人は腹筋ローラーのキープと壁コロから
膝コロで前に倒れてしまう人は、転がさずに止めるキープと、壁で止める壁コロから始めましょう。
膝コロができないのは、たいてい戻るための腹筋の力が足りていないだけです。
この2つで力がついてくると、膝コロで戻れる距離が少しずつのびてきます。
腹筋ローラーのキープは転がさずに体を一直線で止める
- 四つんばいになり、両手で腹筋ローラーのグリップを持つ
- 膝を床から浮かせて、つま先とローラーで体を支える
- 頭からかかとまでを一直線にしたまま止める
最初は30秒を3セット、慣れたら60秒まで延ばします。
お尻が上がったり、腰が下がって反ったりしたら、そこでいったん休みましょう。
壁コロは壁がストッパーになるので倒れない
- 壁に向かって膝立ちになり、腹筋ローラーを膝の前に置く
- おへそをのぞくように背中を少し丸める
- 息を吸いながら前に転がし、ローラーが壁に当たったら止める
- 息を吐きながら、お腹の力で元の位置まで戻る
壁との距離は、30cmくらいから始めるのがおすすめです。
楽に戻れるようになったら距離を少しずつ広げて、1mくらいまで離します。
回数は5〜10回を3セット、セットの間は1分休みます。
転がす途中で左右にぶれてしまう人は、ローラーが4つ付いたタイプにすると安定します。
PROIRONの腹筋ローラーは4輪で横に倒れにくく、膝マットも付いているので、キープや壁コロから始める人に向いています。
4輪で横にぶれにくい腹筋ローラー
腹筋ローラーの基本の膝コロは4つの動きでできる
膝コロは「膝をつく、背中を丸める、転がす、お腹で戻る」の4つの動きを、10回3セットから始めます。
- 膝を肩幅くらいに開いて床につき、腹筋ローラーを肩の真下に置く
- 肩の力を抜いて、おへそをのぞくように背中を少し丸める
- 息を吸いながら、戻れるところまでゆっくり前に転がす
- 息を吐きながら、お腹を縮めるようにして元の位置まで戻る
腕で引き戻そうとすると、腹筋より先に腕と肩が疲れてしまいます。
膝コロのあとで腕ばかり疲れているときは、背中の丸め方が足りていないことが多いです。
膝コロで腰が痛くなる人は背中が反っている
前に転がしたとき、お腹が床に落ちて腰が反ると、腰に負担が集まります。
転がす距離を短くしてでも、背中を丸めたままの形を守りましょう。
自分ではフォームが分かりにくいので、スマホで横から動画を撮って確かめるのがおすすめです。
膝の下にはマットを敷く
フローリングに直接膝をつくと、10回もしないうちに膝が痛くなります。
ヨガマットか厚手のタオルを、膝の下に敷いてから始めましょう。
アルインコのアブホイールは保護マットが付いているので、腹筋ローラーとマットを別々に買わずに済みます。
膝の下に敷くマットが付いた腹筋ローラー
膝コロに慣れたら腹筋ローラーの使い方を3つ増やす
膝コロが10回3セットできるようになったら、斜め膝コロ、ハイプランク、片足上げの膝コロを足してみてください。
同じ膝コロだけを続けるより、転がす向きや止め方を変えたほうが、お腹のいろいろな場所に負荷がかかります。
斜め膝コロは脇腹を使う使い方
- 膝コロと同じ姿勢で腹筋ローラーを持つ
- まっすぐ前ではなく、右斜め前に転がす
- 体の横が伸びたところで止めて、同じ線の上を戻る
- 次は左斜め前に転がして、左右を同じ回数やる
左右5回ずつを3セットから始めます。
下半身は動かさず、上半身だけを斜めに向けるのがコツです。
ハイプランクは腕を伸ばしきった位置で止める
膝コロの形で前に転がし、腕が伸びきったところで30秒止めます。
これを3セットです。
腰が反りやすい使い方なので、背中を少し丸めたまま、息は止めずに続けましょう。
腕を伸ばしきるのがつらいときは、少し手前で止めても大丈夫です。
片足を上げた膝コロで負荷を足す
いつもの膝コロを、片方の足を床から浮かせてやります。
支える場所が減るので、体がぐらつかないようにお腹にも力が入ります。
回数をむやみに増やすより、この使い方で負荷を上げるほうが時間がかかりません。
腹筋ローラーの立ちコロは膝コロ10回3セットができてから
立ちコロは腹筋ローラーの使い方の中でいちばん負荷が大きいので、膝コロを10回3セットできてから挑戦しましょう。
- 足を肩幅に開いて立ち、前屈して足の前に腹筋ローラーを置く
- 膝を伸ばしたまま、ゆっくり前に転がす
- 戻れるところで一度止める
- お腹を縮めるようにして、足の方へ引き寄せて戻る
最初は5回できれば十分です。
10回を3セットできるようになるのが、ひとつの目標になります。
立ちコロの途中で止まれずに前に進んでしまう人は、壁コロと同じように壁の前で練習するのがおすすめです。
マンションで腹筋ローラーを使うなら音と床の傷を先に防ぐ
マンションで腹筋ローラーを使うなら、マットを敷いたうえで、静音タイプのローラーを選ぶと下の階に音が響きにくくなります。
腹筋ローラーは床の上を何十回も往復するので、ゴロゴロという音が下の階に伝わりやすいです。
夜に使う人ほど、音の対策を先にしておくと気をつかわずに続けられます。
- ヨガマットを敷くと、音と床の傷をまとめて防げる
- ローラーの表面がゴムや溝付きのものは、転がる音が小さい
- フローリングの継ぎ目の上を往復しないよう、転がす向きを決めておく
ローラーが細いタイプは、マットの上だと沈んで転がしにくいことがあります。
その場合は、薄めのマットにするか、膝の下だけにマットを敷きましょう。
ラヴィの静ゴローは、ローラーに溝が付いていて転がる音が出にくい作りになっています。
2輪のローラーなので、斜め膝コロのように向きを変える使い方もしやすいです。
溝付きローラーで転がる音が出にくい
腹筋ローラーは毎日より2〜3日に1回で続ける
腹筋ローラーは毎日やる必要はなく、2〜3日に1回のペースで、使い方を組み合わせて続けるのがおすすめです。
筋肉は、使ったあとに休ませる日をはさむことで回復します。
慣れてきても、週3〜4回くらいまでにしておきましょう。
腹筋ローラーのいろいろな使い方の組み合わせ例
- 始めたばかりの人は、キープ30秒×3セットと壁コロ5回×3セット
- 膝コロができる人は、膝コロ10回×3セットと斜め膝コロ左右5回ずつ×3セット
- 膝コロに慣れた人は、膝コロ15回×3セットとハイプランク30秒×3セット、できれば立ちコロ5回×3セット
最後に5分ほどお腹と腰をのばすストレッチをして終わります。
これから始めるなら、まずはキープ30秒が3セットできるかを試してみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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