スマートウォッチの活動量計とは?違いと測れる項目と使い始め方

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スマートウォッチを調べていると、活動量計という言葉が必ず出てきます。

どちらも腕に着けて歩数や睡眠を測るので、何が違うのか分かりにくいですよね。

活動量計は、体の動きを数字にして記録する機械のことです。違いが分かると、自分がスマートウォッチと活動量計のどちらを買えばいいかがすぐに決まります。

活動量計とは体の動きを24時間記録するウェアラブル端末

Fitbit Charge 6

活動量計とは、体に着けておくだけで歩数や消費カロリー、睡眠時間などを記録してくれる小型の端末です。

中には加速度センサーが入っていて、腕や腰の動きから「どれくらい体を動かしたか」を計算します。

心拍センサーが入っている機種なら、脈の速さから運動の強さや睡眠の深さまで記録できます。

活動量計と歩数計の違いは歩いていない時間も測ること

昔からある歩数計は、歩いているときの歩数しか数えません。

活動量計は、掃除やデスクワーク、自転車での移動のように、歩数に出てこない動きも含めて1日の活動全体を記録します。

だから、同じ8,000歩の日でも、立ち仕事の日と座りっぱなしの日では消費カロリーの数字が変わってきます。

活動量計の形はリストバンド型とクリップ型の2つ

いま売られている活動量計は、腕に巻くリストバンド型が中心です。

ほかに、ベルトやポケットに付けるクリップ型があります。

クリップ型は腕に何も着けたくない人向けですが、引っかけて落としたり、服に付けたまま洗濯してしまったりする人が多いので、初めての1台ならリストバンド型がおすすめです。

スマートウォッチと活動量計の違いは画面と通知とバッテリー

Xiaomi Smart Band 10

スマートウォッチは活動量計の機能を含んだ腕時計型のコンピューターで、活動量計は体の記録に機能をしぼった端末です。

いまのスマートウォッチは、ほとんどの機種で歩数や睡眠を測れます。

つまり、スマートウォッチを買えば活動量計の役目もこなせる、ということです。

違いが出るのは、記録以外にできることと、充電の回数です。

比べる項目 活動量計(スマートバンド) スマートウォッチ
おもな役目 歩数や睡眠など体の記録 体の記録に加えて通知やアプリ
画面 細長く小さい。画面が無い機種もある 大きく、文字や地図も読める
スマホの通知 着信を知らせる程度の機種が多い メッセージを読んだり返したりできる
充電の回数 数日から2週間に1回ほど 毎日から数日に1回の機種が多い
着け心地 軽くて細い。寝るときも邪魔になりにくい 本体が大きく重めの機種が多い

最近はこの2つの間に入る「バンド型スマートウォッチ」も増えていて、名前だけでは区別がつかなくなっています。

商品名に「スマートウォッチ」と書いてあっても、画面が細長いバンド型なら、中身は活動量計に近いと考えてOKです。

スマートウォッチや活動量計で測れる項目

GARMIN vivosmart 5

スマートウォッチや活動量計で測れるのは、歩数、移動距離、消費カロリー、心拍数、睡眠の5つが基本です。

機種によっては、次の項目も記録できます。

  • 血中酸素レベル(SpO2)
  • ストレスの度合い
  • 心拍変動や皮膚温の変化
  • ランニングやサイクリングなど運動の種類ごとの記録
  • GPSでの走ったルートと距離(GPS内蔵の機種だけ)
  • 月経周期の記録

日常の歩数と睡眠を見たいだけなら、基本の5つで十分です。

外を走る距離を正確に残したい人は、スマホを持たずに距離が測れるGPS内蔵の活動量計やスマートウォッチを選ぶと、記録がずれにくくなります。

スマートウォッチを活動量計として使い始める手順

スマートウォッチを活動量計として使うときは、着ける前に身長と体重、着ける腕をアプリに入れておくのがいちばん大事です。

ここを飛ばすと、歩幅や消費カロリーの計算が初めからずれてしまいます。

  1. メーカーの専用アプリをスマホに入れる
  2. スマホのBluetoothをオンにして、アプリの案内どおりにスマートウォッチとつなぐ
  3. 身長、体重、年齢、性別をアプリに入れる
  4. 着ける腕(利き手かどうか)をアプリで選ぶ
  5. 1日の歩数の目標を決める(最初は今の歩数より1,000歩多いくらいで十分)
  6. 寝るときも外さずに着けたまま眠る

活動量計は、利き手と反対の腕に着けるのが基本です。

左右どちらに着けるかで歩数の数字が変わるので、一度決めた腕は変えないようにしましょう。

データは本体にためておける量に限りがある機種もあります。1週間に1回はアプリを開いて、スマホにデータを移しておくと消えずに残せます。

スマートウォッチや活動量計の数字を見るときに気をつけること

活動量計の数字は「その日の正しい値」ではなく「毎日の変化を見るための目安」として使うのがおすすめです。

スマートウォッチも活動量計も医療機器ではない

スマートウォッチや活動量計は、ほとんどが医療機器ではありません。

メーカーも、病気の診断や治療には使えず、個人の参考情報として使うよう案内しています。

血中酸素レベルや心拍数がいつもと違うと感じたら、数字だけで判断せず医療機関に相談してください。

活動量計の数字は1日より1週間の流れで見る

消費カロリーや睡眠の深さは、機種ごとに計算のしかたが違います。

同じ日に2台着けても、数字はそろいません。

1日の数字で一喜一憂するより、先週より歩数が増えたか、寝る時間が早くなったかといった流れを見るほうが役に立ちます。

スマートウォッチや活動量計の防水は機種ごとに違う

多くの活動量計は手洗いや雨くらいなら平気な日常生活防水ですが、すべてが泳げるわけではありません。

プールやお風呂で着けたままにしたい人は、5ATMなど水泳に使える表示があるかを買う前に確かめてください。

睡眠を記録するのに、寝る前にモードを切り替える必要がある機種もあります。切り替えを忘れると、睡眠が記録されなかったり、起きたあとも寝ていたことになったりします。自動で睡眠を判定する機種なら、この手間はかかりません。

スマートウォッチと活動量計どちらを選ぶかは使い道で決める

体の記録だけが目的なら活動量計、通知や支払いも腕で済ませたいならスマートウォッチを選ぶと、使わない機能にお金をかけずに済みます。

活動量計が向いている人

  • 歩数と睡眠が分かれば十分な人
  • 充電の回数をできるだけ減らしたい人
  • 寝るときも着けたままにしたい人
  • 腕時計は別に持っていて、細いバンドを重ねて着けたい人

スマートウォッチが向いている人

  • スマホを出さずにメッセージや着信を確かめたい人
  • ランニングの距離やペースを画面で見ながら走りたい人
  • 電子マネーで支払いを腕で済ませたい人
  • 毎日の充電がおっくうではない人

迷ったときは、充電の回数で決めるのがおすすめです。

毎晩充電台に置くのが面倒に感じる人は、活動量計を選んだほうが着けっぱなしで続けられます。

活動量計を選ぶ前に決めておく3つのこと

スマートウォッチや活動量計を選ぶ前に「何を知りたいか」「どの腕に着けるか」「充電はどのくらいの間隔ならできるか」の3つを決めておくと迷いません。

知りたいのが歩数と睡眠だけなら、心拍数まで測れるリストバンド型の活動量計で足ります。

走った距離まで残したいならGPS入りのもの、通知も見たいならスマートウォッチ、と1つずつ足していくと、必要な機能だけを選べます。

まずは今使っているスマホに対応しているかを確かめて、利き手と反対の腕に着けるところから始めてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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