膝コロが楽にこなせるようになると、次に何をすればいいか迷いますよね。
いきなり立ちコロに挑むと、腰を痛めたり、顔を床にぶつけたりしやすいです。
腹筋ローラー上級者の使い方として、立ちコロまでの進め方と、その先のメニューを紹介します。
立ちコロに進む目安は膝コロ10回3セット
膝コロを正しいフォームで10回3セット続けられたら、立ちコロの練習を始めてOKです。
正しいフォームとは、背中を軽く丸めたまま前に転がし、顔が床に近づいたところで止めて、腹筋の力で膝の位置まで戻す動きのこと。
回数だけこなせても、途中で腰が反っているなら、まだ膝コロを続けたほうがいいです。
立ちコロは強度がとても高い種目で、トレーニングを続けている人でもできる人は多くありません。
焦って進むと腰を痛めて、膝コロまでお休みすることになります。
次の3つがそろっているか、先に確かめてみてください。
- 膝コロを10回3セット、腰を反らさずにできる
- いちばん遠くまで転がした位置で3秒止まっても、お腹が床のほうへ落ちない
- 斜め方向の膝コロが、左右10回ずつできる
1つでも届かないものがあれば、そこを先に練習しましょう。
膝コロから立ちコロへは4段階で進める
壁をストッパーにして、転がす距離を少しずつ伸ばすのがいちばん安全な進め方です。
次の段階に進むのは、今の段階を3セットとも同じフォームでできるようになってからにしてください。
段階1 膝コロで遠くまで伸ばす
まずは膝コロで、顔が床すれすれになるところまで転がせるようにします。
10回3セットが目安で、セットの間は60秒ほど休みます。
膝が痛いときは、膝の下にたたんだタオルを敷くとラクです。
段階2 立った姿勢から壁に向かって転がす
壁の前に立ち、ローラーが壁に当たるところまで転がして戻ります。
壁があるので、それ以上は前に進みません。
最初は壁の近くから始めて、慣れたら10cmずつ壁から離れていきます。
ローラーが当たる位置で体が一直線になる距離まで離れられたら、次の段階です。
段階3 立ちコロ1〜3回と膝コロを組み合わせる
壁を使わずに、立ちコロを1〜3回だけやります。
続けて膝コロをできる回数までやり、これを1セットとして2セット。
立ちコロはセットの間を90秒以上あけて、疲れていない状態でやるのがおすすめです。
戻れないと感じたら、無理に引き戻さずに膝を床についてOKです。
段階4 立ちコロ5回3セット
立ちコロだけで5回3セットできたら、立ちコロは安定してできていると考えてOKです。
ここまで来たら、回数を10回まで少しずつ増やしていきましょう。
立ちコロは腰を反らさずおへそを見たまま転がす
立ちコロで大事なのは、動いている間ずっとおへそを見て、腹筋の力を抜かないことです。
目線が前に上がると、あごが上がって腰が反りやすくなります。
やり方は次の6ステップです。
- 足を肩幅に開いて立つ
- 膝を軽く曲げて前にかがみ、ローラーを足の前の床に置く
- 腹筋に力を入れ、息を吐きながらゆっくり前に転がす
- 体が頭から足まで一直線になったところで止める
- 背中を丸めるようにして、ローラーを足元まで引き戻す
- 戻りながら息を吸い、立った姿勢に戻る
背中は水平か、少し丸まっているくらいがちょうどいい形です。
戻るときは腕で引くのではなく、お腹を丸める力で戻ります。
ローラーを握るときは、手首を少し内側に巻き込むと、手首への負担が減ります。
立ちコロの次は止める 斜め 片手で負荷を上げる
立ちコロが10回3セットできるようになったら、回数を増やすより、動きを変えて負荷を上げるほうが続けやすいです。
回数だけを増やしていくと、1回のトレーニングが長くなってフォームが崩れやすくなるためです。
いちばん遠い位置で3〜5秒止める
転がしきった位置で3〜5秒止まってから戻ります。
止まっている間も腹筋に力が入り続けるので、同じ回数でもきつさが上がります。
まずは膝コロで止める練習をしてから、立ちコロに取り入れるとラクです。
斜めに転がして脇腹にも負荷をかける
ローラーを右斜め前、左斜め前と交互に転がします。
体をひねったまま脇腹を丸めるように戻すと、腹斜筋にも負荷がかかります。
上級の目安は、膝コロの姿勢で左右15回ずつを3セットです。
片手で転がすのはバランスが取れてから
ローラーを片手で握り、もう片方の手は床から離して転がします。
左右のバランスを体幹だけで取るので、立ちコロより難しい種目です。
最初は膝コロの姿勢で、転がす距離を短くして試してみてください。
回数は10〜15回を3セットで週3回まで
上級者でも毎日はやらず、1日おきに週3回くらいにしておきましょう。
腹筋ローラーは筋肉への負荷が大きいので、休みの日をはさんだほうが次の回もいいフォームでできます。
トレーニング系の記事で紹介されている回数の目安をまとめると、次のようになります。
| 種目 | 中級の目安 | 上級の目安 |
|---|---|---|
| 膝コロ | 15回を3セット | 20回を3セット |
| 斜めの膝コロ | 左右10回ずつを3セット | 左右15回ずつを3セット |
| 立ちコロ | 5回を3セット | 10回を3セット |
| セットの間の休み | 60〜90秒 | 30〜45秒 |
1回のトレーニングで全部やる必要はありません。
立ちコロの日と、斜めや膝コロで回数を多めにする日を分けると、同じ筋肉ばかり疲れるのを防げます。
筋肉痛が残っている日は、無理にやらずに休みの日にしてOKです。
腰が痛くなるのは腹筋の力が抜けたとき
腹筋の力が抜けると、体を支える負荷が腰や肩にかかり、腰を痛めやすくなります。
上級者でも、回数の後半や疲れている日にこれが起きやすいです。
次の3つの形が出たら、その日はそこで止めましょう。
転がしたときにお腹が床のほうへ下がる
腰が反って、お腹が床に近づいている状態です。
転がす距離を短くして、腰が下がらない位置までにとどめます。
戻るときに腕だけで引いている
お腹が丸まらずに、肩と腕の力だけでローラーを引き戻している状態です。
この形が出るなら、その日は立ちコロをやめて膝コロに切り替えましょう。
次の日に腰が張っている
お腹ではなく腰に疲れが残るのは、フォームが崩れていたサインです。
腰が張っている間はトレーニングを休み、次の回は回数を減らして始めます。
まずは膝コロ10回3セットを腰を反らさずに
最初にやることは、膝コロを10回3セット、腰を反らさずにできるか確かめることです。
できたら壁を使った立ちコロに進み、立ちコロが10回3セットできたら、止める、斜め、片手と動きを変えていきます。
どの段階でも、腰が反ったらそこでやめるのが長く続けるコツです。
週3回、1日おきのペースで、1段階ずつ進めてみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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