インソールとは|身長を高く見せる中敷き、目安は靴に合わせて2〜4cm

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写真に写るとき、隣の人より少しでも背を高く見せたい。そう思って調べると「インソールで身長アップ」という言葉が出てきますが、インソールで身長そのものが伸びることはありません。インソールとは靴の中敷きのことで、かかとに厚みのある物を入れると、その厚みのぶんだけ立ったときの目線と頭の位置が上がります。上がる量は2〜5cmで、靴の形に合わせて選べば周りに気づかれず、足も痛くなりません。どの型をどの靴に何cm入れるかを、この順で決めていきます。

インソールとは靴の中敷き、身長が伸びるのではなく高く見える

ミタス シークレットインソール 最大5cm

インソールとは、靴の中に敷く中敷きです。足の裏と靴の底の間に入れて、足に靴を合わせる、衝撃をやわらげる、かかとを上げて高く見せる、この3つのどれかの役目をします。買った靴に最初から入っている物もインソールで、それを取り出して別の物に替える使い方が一般的です。

身長を高く見せる目的の物は、シークレットインソールと呼ばれます。かかと側に2〜5cmの厚みがあり、靴の中に隠れるので外からは見えません。骨が伸びるわけではなく、かかとが上がったぶん、頭の位置が高くなるだけです。靴を脱げば元の身長に戻ります。

健康用のインソールとは目的が違います。足の疲れやかかとの痛みを減らす物は、土踏まずの形に合わせた立体の形で、厚みは数mmです。高く見せる物は、かかとの厚みで選びます。「インソールを入れたら足が楽になった」という話と「背が高く見えた」という話は、別の商品の話だと分けて考えてください。

高く見える量は2〜5cm、初めては2〜3cmから

商品の高さは1cmから9cmまでありますが、実際に使われているのはほとんどが2〜5cmです。初めて使うなら2〜3cmから始めて、歩き方と靴の中の窮屈さに慣れてから高い物を試す、この順番を靴店のコラムも通販店の記事もそろって勧めています。

2cmは、履いている本人も忘れるくらい自然です。3cmで「少し変わった」と自分で分かり、5cmは写真で見ても違いが出ます。そのかわり5cmは靴の中で足の甲が押され、かかとが履き口から浮きやすくなります。

マイベストの記事では、5cm以上の高さは「脚だけ伸びたように見え、身長に対する脚の長さや靴とくるぶしの高さのバランスに違和感が出る」と説明されています。日本人の股下は身長の約45%が平均とされているので、身長170cmなら股下は76〜77cmです。そこに5cm足すと、脚だけ81cm相当になります。

高さを段階で変えられる物もあります。1段目が固定で、2段目以降のパーツを抜き差しして1cmずつ調整する作りです。最初は最低の高さで履き、慣れたら1段足す使い方ができるので、何cmが合うか分からない人はこの型が無駄になりません。

かかと型・全面型・靴下の中に履く型の使い分け

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シークレットインソールは3つの型に分かれます。かかとだけに敷くハーフ型は靴のサイズを選ばず、つま先まで敷く全面型は長時間歩いても段差を感じにくく、靴下の中に履く型は靴を脱いでも高さが変わりません。どこで使うかで決めます。

ハーフ型は、かかと部分だけの小さな物で、革靴やローファーのように中が狭い靴にも入ります。足の甲が高い人は、全面型だと甲が押されて痛くなるので、ハーフ型のほうが楽です。ただし靴の中で前にずれやすいので、裏に滑り止めが付いた物を選んでください。

全面型は、つま先からかかとまでの1枚で、かかと側だけが厚くなっています。つま先との段差がないので歩いたときの違和感が少なく、立ち仕事や1日中歩く日に向きます。かわりに靴の中の容積を使うので、今の靴がぴったりだと入りません。土踏まずの部分が盛り上がった形の物は、健康用インソールに近い支えもあります。

靴下の中に履く型は、素足のかかとにシリコンの厚みを付けて、その上から靴下を履きます。座敷や玄関で靴を脱ぐ場面がある日でも身長が変わらないのが利点で、かわりに大きめの靴下が必要です。シリコンは柔らかいので、慣れるまで歩きにくいと感じる人がいます。

向く場面 気をつけること
ハーフ型(かかとだけ) 革靴、ローファー、甲が高い人 滑り止め付きを選ぶ。脱ぐと見える
全面型(つま先まで) スニーカー、ブーツ、長く歩く日 靴に余裕が要る。靴の中と同じ色にする
靴下の中に履く型 靴を脱ぐ場面がある日 大きめの靴下が要る。慣れに時間がかかる

高さは靴で決める、ローカット2cm・ブーツ4cm

何cmにするかは、身長の希望ではなく、履く靴で決めます。履き口が浅いローカットスニーカーと革靴は2cmまで、ハイカットスニーカーは3cmまで、ブーツは4cmまで、これがマイベストと靴店のコラムで共通している目安です。履き口からかかとがはみ出ると、その時点で見た目に出ます。

ローカットは、くるぶしが見えるので、かかとが上がると靴と足首の位置関係がずれて見えます。2cmなら履き口の中に収まり、足首が見える服でも分かりません。革靴も中が狭いので、薄めのハーフ型で2cm前後が限界です。

ハイカットとブーツは、履き口が足首まで隠すので、3〜4cmでも見えません。ブーツは中が深く、5cmまで入れている人もいます。ただし、その靴を買うときに1サイズ大きい物を選んでおく必要があります。手持ちのブーツに後から入れる場合は3cmまでにしておくと、甲が押されずに済みます。

靴の種類ごとの高さの目安は、マイベスト(2026年9月更新)、HEIM、Stylinkの記事に載っていた数字をまとめたものです。記事によって1cmほど幅があるので、迷ったら低いほうを選んでください。

バレるのは高さより靴と歩き方

周りに気づかれる原因は、高さそのものより、靴の中でインソールが合っていないことです。かかとが履き口から浮いて歩くたびに脱げそうになる、歩幅が縮んで歩き方が不自然になる、靴を脱いだときに中の色が違う、この3つで気づかれます。逆に言えば、この3つを消せば5cmでも分かりません。

かかとの浮きは、靴の大きさで防ぎます。紐で締められるスニーカーや、ベルトで調整できる靴なら、インソールを入れた状態で締め直せば足が固定されます。紐のないローファーやスリッポンは、足を固定できないので、ハーフ型2cmまでにしておきます。

歩き方は、慣れで直ります。かかとが上がると重心が前に寄るので、最初は小股になります。家の中で1〜2時間履いて、いつもの歩幅で歩ける高さを確かめてから外に出てください。それでも歩きにくい高さは、その靴には合っていないので1cm下げます。

脱いだときに見えるのは、色で防ぎます。靴の中敷きが黒なら黒、ベージュならベージュの物を選ぶと、玄関で靴を脱いでも分かりません。靴下の中に履く型なら、脱いでも身長が変わらず、中敷きも見えないので、脱ぐ場面が多い人にはこれがいちばん確実です。

足と靴の負担は「大きめの靴」と「2〜3時間から」で減らす

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かかとが上がると、体重がつま先側に寄ります。全面型を入れるなら靴は0.5〜1cm大きい物を選び、履く時間は1日2〜3時間から始めて、痛みや違和感がなければ少しずつ延ばす、これが通販店のコラムで案内されている慣らし方です。いきなり一日中履くと、足の指の付け根とふくらはぎが張ります。

1. 今の靴の中敷きを外し、シークレットインソールを入れる
2. 紐やベルトを、入れた状態で締め直す
3. 家の中で1〜2時間歩き、かかとの浮きと甲の圧迫を確かめる
4. 外で2〜3時間の日を3日ほど続ける
5. 痛みがなければ、履く時間を延ばすか、1cm高い物を試す

素材で疲れ方が変わります。長く歩く日は、低反発のEVAやウレタンの物が衝撃を吸収してくれます。立ちっぱなしの仕事ならシリコンも選べますが、柔らかいぶん歩きにくく感じる人がいます。重さは片足30g前後が目安で、これより重いと夕方に足が疲れます。

足を痛めたことがある人、ひざや腰に持病がある人は、かかとを上げる前に整形外科などの医療機関に相談してください。かかとの高い靴と同じで、長く履けば足の指の付け根やひざに負担がかかります。5cmの物を毎日一日中履く使い方は、足のためには勧めません。

履いていて足の裏が痛む、ふくらはぎがつる、ひざが痛くなる、この症状が出たら、その日は外して、次からは高さを1cm下げてください。痛みが続くときは医療機関に相談を。高く見せることより、歩けることのほうが大事です。

まず手持ちの靴に2cmを入れて1週間歩く

インソールとは靴の中敷きで、かかとに厚みのあるシークレット型を入れると、身長が2〜5cm高く見えます。ローカットと革靴は2cm、ハイカットは3cm、ブーツは4cmまでにして、紐で締められる靴に入れ、2〜3時間から慣らす、この決め方なら周りに気づかれず、足も痛くなりません。

最初の1枚は、2cmのハーフ型か、高さを調整できる全面型のどちらかにしてください。手持ちのスニーカーに入れて1週間歩けば、自分に合う高さと、その靴でどこまで入るかが分かります。それから3cm、ブーツ用の4cmと増やしていけば、無駄な買い物になりません。

靴を脱ぐ場面が多い人は、最初から靴下の中に履く型を選びます。脱いでも身長が変わらないので、気にすることが1つ減ります。どの型でも、痛みが出たら高さを下げる、これだけは守ってください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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