ホームセンターで買った木材は、たいてい反っているか表面がざらついています。
手鉋で1日かけていた作業が、電気カンナなら数分で終わります。
この記事で紹介する電気カンナ6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 高儀 EARTH MAN PLA-110A | ![]() |
5千円台で替刃式が買える | Amazon楽天 |
| 2位 | 京セラ ML-83S | ![]() |
1万円台で刃幅82mm | Amazon楽天 |
| 3位 | マキタ KP0800ASP | ![]() |
現場の定番。削り跡が平ら | Amazon楽天 |
| 4位 | マキタ KP180DZ | ![]() |
コードなしで屋外も動ける | Amazon楽天 |
| 5位 | HiKOKI P18DSL | ![]() |
手を離すと止まる安全設計 | Amazon楽天 |
| 6位 | マキタ 1911BSP | ![]() |
刃幅110mmで柱も一発 | Amazon楽天 |
買う前に決めておく3つのこと
電気カンナは、底の回転する筒に付いた刃で木の表面を削る道具です。
手鉋と逆で、手前から奥へ押しながら削るのが電動式の動きになります。
選ぶときに迷うのは、電源、刃幅、刃の種類の3か所だけです。
まず電源。
コンセント式と充電式がありますが、家の作業台で使うならコンセント式で困りません。
充電式は本体だけ売られていることが多く、電池と充電器を足すと倍の値段になります。
次に刃幅。
売れているのは82mmで、2×4材や板の表面を削るならこれで足ります。
110mmは柱を一度で削れますが、そのぶん重くなって腕が持ちません。
| 選ぶ軸 | DIYで年に数回 | 毎週のように削る |
|---|---|---|
| 電源 | コンセント式 | 現場が多いなら充電式 |
| 刃幅 | 82mm | 82mmと110mmを併用 |
| 刃 | 替刃式 | 研磨式も選択肢 |
| 予算 | 5千円から1万円 | 2万円から3万円 |

年に数回しか使わないなら、高い機種を買っても宝の持ち腐れになります。まず5千円台から入るのが現実的です。
はじめての1台に向く電気カンナ おすすめ6選
第1位 高儀 EARTH MAN 替刃式電気かんな PLA-110A

うちの作業台に置いてあるのがこれです。
5千円台なのに替刃式で、削りくずを集める袋まで最初から付いてきます。
普通この袋は千円以上する別売品なので、そこが入っている時点でだいぶ得をしています。
刃は両側が使えるようになっていて、片側がダメになったら裏返すだけで済みます。
削れる深さは1.6mmまでと控えめですが、DIYで表面を整える用途なら不足を感じません。
正直、値段が値段なので本体の作りは荒いです。
ネジのバリが残っていたり、定盤のアルミが薄かったりします。
それでも、この価格で木が削れるなら文句なしです!!
高儀 EARTH MAN 替刃式電気かんな PLA-110A
5千円台で替刃式。集じん袋まで付属
第2位 京セラ(旧リョービ) カンナ ML-83S

リョービの電動工具は2018年に京セラへ引き継がれました。
中身は変わっていないので、昔からリョービを使ってきた人はそのまま乗り換えられます。
刃幅82mmで1万円台という位置づけで、高儀とマキタのちょうど間に入ります。
購入者の書き込みを追うと、削り面がきれいという評価が目立ちました。
安い機種は削ったあとに筋が残ることがあるので、そこが違います。
弱点はコードが少し短めなこと。
作業台から離れた場所で使うなら、延長コードを用意しておいてください。
1万円台で削り面がきれいな中位機
第3位 マキタ 電気カンナ 82mm KP0800ASP

現場で借りて使ったことがありますが、削ったあとの面の平らさが別物でした。
安い機種だと出てしまう波打ちが、ほとんど残りません。
最大2.5mmまで削れるので、粗削りから仕上げまで1台でこなせます。
端を削る相じゃくり加工も9mmまで対応していて、棚板を組むときに助かりました。
日本で最初に電気カンナを作った会社というだけあって、造りに古びたところがありません。
難点は値段で、2万円台の後半になります。
年に2回しか使わないなら、この投資は重いと思います。

削り面の平らさは、あとのヤスリがけの時間に直結します。使う回数が多い人ほど元が取れます。
削り面の平らさが違う現場の定番機
第4位 マキタ KP180DZ 82mm充電式カンナ(本体のみ)

コードがないので、庭やベランダでも延長コードを引かずに削れます。
屋外のウッドデッキを直すような作業では、この身軽さが効いてきます。
すでにマキタの18Vバッテリーを持っている人なら、本体だけ足せば動きます。
レビューでも、インパクトドライバーと電池を共通で使えるのが決め手だったという声が並んでいました。
ここは注意が必要なところで、この商品は本体だけです。
電池と充電器を持っていない状態で買うと、追加で2万円近くかかります。
手持ちのバッテリーがあるかどうかを、注文前に確かめてください。
18Vバッテリーを持っている人の追加用
第5位 HiKOKI 18V コードレスかんな P18DSL(本体のみ)

以前この機種を現場で使わせてもらったとき、手を離した瞬間に刃が止まるのに驚きました。
電気カンナで怖いのは、置いた本体の刃がまだ回っていて材や指に触れることです。
その一番危ない場面が構造で消えているので、慣れていない人ほど恩恵があります。
削り具合はマキタと大きくは変わらず、82mmの標準的な仕上がりでした。
こちらも本体のみの販売で、電池と充電器は別に必要です。
HiKOKIとマキタは電池の規格が違うので、どちらかに寄せて集めるのが賢いやり方になります。
HiKOKI 18V コードレスかんな P18DSL(本体のみ)
手を離すと刃が止まる安全設計
第6位 マキタ 電気カンナ 110mm 1911BSP

刃幅が110mmあるので、10cm角の柱を一度で削り切れます。
82mmで2回に分けて削ると、境目に段差が残って後始末が面倒になります。
古民家の梁や、太い角材を扱う人からの評価が高い機種です。
販売店に聞いたところ、リフォームの職人からの指名買いが多いとのことでした。
代わりに本体は重く、片手で持ち上げるのはきついです。
板の表面をちょっと整えたいだけの人には、明らかに過剰な道具になります。
置き場所も取るので、そこまでの作業をしないなら82mmで十分です。
刃幅110mmで柱を一度に削り切れる
削る前に知っておくとケガをしない動かし方
電気カンナは、電動工具のなかでもケガの多い道具です。
刃が高速で回っているのに、手で押して動かす形だからです。
削る深さは0.5mmずつ上げていく
本体は刃が浮く向きで置く
スイッチを切ってから10秒は手を近づけない
いきなり2mm削ろうとすると、木が食い込んで本体が跳ねます。
浅く何度か通したほうが、結果として面もきれいに仕上がります。
削り終わったあと、本体をそのまま作業台に置く人がいます。
刃が止まるまでの数秒で台に傷が入りますし、跳ねて手に当たることもあります。
本体と一緒にそろえておきたい道具
カンナ本体だけ買っても、削りくずと騒音の問題が残ります。
防じんマスクと保護メガネ。木くずは細かく、目に入ると1日つらい思いをします。
替刃の予備。切れなくなってから探すと、作業が数日止まります。
集じん袋か掃除機のノズル。庭でも屋内でも、後片付けの時間が半分になります。
替刃は1組800円ほどで買えます。
切れない刃で押し続けると、木が焦げたり本体に負担がかかったりするので、早めの交換が結局は安上がりです。
DIYで年に数回なら高儀、毎週削るならマキタ。
この2択で考えると、迷う時間がかなり減るはずです。
ガッキー道具まわりを得意とするプロライターで、この記事の筆者です。今回は工具店の担当者に売れ筋と返品の理由を聞き取り、大工さんが現場で何を選んでいるかまでリサーチして書きました。


