スマートウォッチとは?簡単に言うとスマホとつながる腕時計

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家族や同僚が腕に付けている四角い時計が気になって、「スマートウォッチって結局何なの」と調べている人が多いです。店頭で説明を聞いても、通知だの心拍だのと言葉が多くて、肝心の一言が出てきません。

スマートウォッチは、スマホとつながって通知を見せてくれて、体の動きを測る腕時計です。この一言で足りる人も、自分に要るかどうかまで決めたい人も、読み終わるころには答えが出せるように書きます。

スマートウォッチとはスマホとつながる腕時計型の機器

Apple Watch SE 3 GPSモデル 40mm スターライト

スマートウォッチとは、腕時計の形をした小さなコンピューターで、手持ちのスマホとBluetoothでつながって動く機器です。簡単に言うと、スマホに来た通知を手元で見せてくれて、心拍数や歩数を自動で測ってくれる腕時計です

身に付けて使う機器なので、ウェアラブル端末とも呼ばれます。Apple WatchやPixel Watchが代表で、家電量販店ではスマホ売り場の近くに並んでいます。

時刻を見る、アラームを鳴らすといった普通の腕時計の役目もそのまま残っています。そこにスマホの一部の機能が乗ったもの、と考えると分かりやすいです。文字盤はデジタルにもアナログ風にも切り替えられます。

画面が小さく細長くて、通知と歩数が中心のものは「スマートバンド」と呼ばれ、電池が長持ちします。画面が大きく、決済やアプリまで使えるものがスマートウォッチです。売り場では同じ棚に並ぶので、どちらかを先に決めてから見ると迷いません。

普通の腕時計との違いは通知と計測と充電の3つ

腕時計との違いを聞かれたら、答えは3つです。スマホの通知が腕に届くこと、心拍や睡眠を自動で測ること、そして数日に一度は充電が要ることです

通知は、電話やLINE、メールが来たときに腕が短く震えて、画面に相手と内容の一部が出ます。スマホをカバンから出さずに、今すぐ返すべきかを決められます。

計測は、裏側のセンサーが肌に触れて、心拍数や血中酸素、寝ている時間を記録します。腕に付けているだけで毎日たまっていくので、後からスマホのアプリで見返せます。

充電は、普通の腕時計には無い手間です。電池の持ちは機種で差が大きく、1日から2日のものもあれば、2週間を超えるものもあります。ここは買う前に必ず確かめてください。

項目 普通の腕時計 スマートウォッチ
時刻とアラーム できる できる
スマホの通知 できない 腕に届く
心拍や睡眠の記録 できない 自動で毎日
電池 数年に一度交換 数日から数週間で充電
文字盤 固定 好きに切り替え

スマートウォッチでできることは5つに分かれる

Xiaomi Smart Band 10 ミッドナイトブラック

できることは機種で違いますが、上位の説明記事や販売員の説明を見比べると、大きく5つに分かれます。通知を見る、体を測る、運動を記録する、電子マネーで払う、音楽や天気を手元で操作する、の5つです

全部入りの機種を買っても、実際に使うのは2つか3つという人がほとんどです。5つのうち、自分が毎日使いそうなものはどれかを考えながら読んでください。

通知を手元で見て短い返事まで送る

電話の着信、LINE、メール、SNSの通知が腕に届きます。機種によっては、決まった文の返信や音声入力での返事まで腕から送れます。

会議中や運転中、両手がふさがる家事の途中に、スマホを見ずに要不要を判断できます。使っている人が一番多く挙げる役目です。

心拍数と睡眠と歩数を毎日自動で測る

裏側の光センサーで心拍数を測り、寝ている間は眠りの深さと時間を記録します。歩数と消費カロリーも自動でたまります。

ただし、これらは医療機器の数値ではありません。ソフトバンクの記事もノジマの販売員も、病気の診断には使えないと注意しています。体調が気になるときは、数値を見せて医療機関に相談してください。

ランニングや登山の記録はGPS付きの機種で

ウォーキング、ランニング、自転車、水泳などの種目を選んで開始を押すと、時間と距離とペースが残ります。GPSが本体に入っている機種なら、スマホを持たずに走ってもルートが記録されます。

登山向けの機種には高度計と気圧計が付いていて、地図を本体に入れておけるものもあります。運動が目的なら、ここが機種選びの分かれ目です。

電子マネーはSuica対応かどうかを確かめる

Apple PayやGoogle Payに対応した機種なら、改札やコンビニで腕をかざして払えます。ただし、すべての機種がSuicaに対応しているわけではありません。

ノジマの販売員は、iPhoneとApple Watchで同じSuicaを共用できないこと、リストバンド型の一部は定期券に対応しないことを挙げています。通勤で使いたいなら、買う前に対応表を見てください。

音楽と天気とカメラのシャッターを手元で操作する

スマホで流している音楽の再生と停止、曲送り、音量が腕でできます。天気と気温、降水確率も文字盤に出せます。

スマホのカメラを腕から遠隔で切る機能もあり、集合写真や子どもの撮影で使う人が多いです。細かい機能ですが、毎日使うと手放せなくなる部分です。

スマホがないと使えないの?

答えは「ほぼ使えない」です。スマートウォッチは最初の設定も、測ったデータの保存も、スマホのアプリで済ませるので、スマホを持っていることが前提の機器です

設定が終われば、時刻を見る、歩数を数える、GPS付きなら走った距離を測ることは、スマホを家に置いていてもできます。通知や通話は、スマホがBluetoothの届く範囲、目安として10m以内にあるときだけ届きます。

通信機能付きの機種なら、スマホを置いたまま通話やメッセージが使えます。ただし、その場合は時計用の通信契約が別に要ります。HISモバイルの記事も、通話に使うなら時計側にもSIMが必要だと書いています。

iPhoneならApple Watch、AndroidならWear OSの機種というように、スマホのOSで使える時計が決まります。iPhoneでAndroid向けの時計を使うと、返信や決済など一部の機能が使えないことがあります。箱に書かれた対応OSを必ず見てください。

必要な人といらない人はここで分かれる

買う前に一番大事なのは、自分に要るかどうかです。スマホを取り出す回数を減らしたい人と、睡眠や心拍を毎日見たい人には必要で、通知はスマホで十分だと感じる人には要りません

向いている人は3つの型です。仕事中にスマホを見られないので通知だけ知りたい人。歩数や睡眠を記録して生活を変えたい人。ランニングや登山で距離とルートを残したい人です。

向いていない人も3つの型があります。スマホがいつも手元にある人。数日おきの充電が続かないと分かっている人。腕に何かを付けるのが苦手な人です。

HISモバイルの記事は、買う前は要らないと思っていても、買った後は手放せなくなる人が多いとも書いています。迷うなら、機能を絞った入門向けの機種で1か月試すのが現実的です。

迷ったら、1週間だけスマホを1日に何回取り出したか数えてみてください。通知の確認だけで1日20回を超えるなら、腕で済ませる価値があります。10回に満たないなら、今は買わなくて困りません。

買うなら見るのは対応スマホと電池と防水の3つ

Xiaomi Smart Band 11 Active ナイトブラック

初めて買うなら、見る項目は3つに絞れます。手持ちのスマホで使えるか、電池が何日持つか、汗や雨に耐える防水かの3つを確かめれば、初めての1本で大きく外すことはありません

対応スマホは、iPhoneならwatchOSのApple Watch、AndroidならWear OSの機種か、メーカー独自のアプリで動く機種です。商品ページに「iOS対応」「Android対応」と書いてあるので、自分のスマホの名前があるかを見てください。

電池は、毎日充電する機種と、1週間以上持つ機種に分かれます。睡眠を測りたい人は夜も付けるので、充電する時間が取りにくくなります。ソフトバンクの記事は、風呂に入る時間に充電する使い方を勧めています。

防水は「IP」で始まる等級か、「5気圧防水」のような表記で書かれています。汗や雨だけなら生活防水で足ります。プールで使うなら、5気圧以上か水に沈めても耐えると書かれた機種を選んでください。

デザインは後回しでかまいませんが、仕事で付けるなら丸い文字盤のアナログ風、運動が中心なら軽いバンド型が合います。バンドは後から替えられるので、本体だけで決めて大丈夫です。

買った日にやることは3つだけ

箱を開けたら、やることは3つで足ります。スマホに専用アプリを入れて時計とつなぐ、通知を出すアプリを3つ程度に絞る、バンドを指1本入る緩さに合わせる、の3つです

ステップ1は、メーカーの専用アプリをスマホに入れて、画面の案内どおりに時計とつなぎます。ここで身長と体重と生年月日を入れると、消費カロリーの計算に使われます。

ステップ2は、通知を全部オンにしないことです。最初から全部通すと腕が震え続けて、1週間で外したくなります。電話とLINEと、あと1つくらいから始めてください。

ステップ3は、バンドの締め方です。センサーが肌に触れる程度で、指が1本入る緩さが目安です。きつく締めると跡が付いて長く付けられず、緩すぎると心拍が拾えません。ソフトバンクの記事も、緩めでも計測できると書いています。

ここまでできれば、スマートウォッチが何かを人に一言で説明でき、自分に要るかを決め、買った日から使い始められます。まずは通知3つと睡眠の記録だけで1週間使ってみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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