使い捨ての冷感タオルを買ってみたものの、首にかけるだけでいいのか、水で濡らすのか迷っていませんか。
使い捨てタイプは、袋から出してそのまま使うのが基本です。
当てる場所、場面ごとの使い方、冷たさを長く感じるコツ、やってはいけない使い方まで、タイプ別に分けて紹介します。
使い捨て冷感タオルの使い方は袋から出して首にかけるだけ
使い捨ての冷感タオルは、個包装から取り出してシートを広げ、首にかけるだけで使えます。
水で濡らしたり、絞ったりする必要はありません。
シートには最初から冷却液がしみこんでいて、開けた瞬間からひんやりします。
冷たさの目安は、多くの商品で約1時間です。
【濡らさないタイプ】使い捨て冷感タオルは開けてすぐ使う
使い捨ての冷感タオルのほとんどは、この濡らさないタイプです。
冷却液に入っているメントールのひんやりした刺激と、エタノールや水分が乾くときに肌の熱を持っていく働きで、涼しく感じます。
開けたらすぐ首にかけて、乾いてきたら捨てる、という流れになります。
【濡らすタイプ】布の冷感タオルは濡らして絞って振る
「濡らす、絞る、振る」と紹介されている使い方は、何度も使える布の冷感タオルのものです。
水に浸して全体に水を含ませ、水が垂れない程度に絞り、空中で数回パタパタと振ってから首にかけます。
使い捨ての冷感タオルは冷却液がしみこんだ状態で使う作りなので、水で濡らさずにそのまま使いましょう。
【部位別】使い捨て冷感タオルを当てる場所
使い捨て冷感タオルを当てるなら、まずは首の後ろがおすすめです。
首のほかに、腕や脇など、冷やしたいところに当てて使えます。
ただし顔には使えないので、その点は次の部位ごとの説明で確かめてください。
【首】冷感タオルは広げて後ろから前にかける
いちばん多い使い方が、首の後ろから前にかける形です。
シートをたたんだままだと肌に触れる面が小さくなるので、広げてからかけます。
首の後ろは髪が触れるので、髪が長い人はまとめてからかけると、冷たさがしっかり伝わります。
【腕と脇】汗をかいたところに当てる
腕の内側や脇など、汗をかきやすいところに当てる使い方もあります。
首にかけて冷たさが弱くなってきたシートを、最後に腕に当てて使い切る人もいます。
【汗を拭く】冷感タオルをウエットシート代わりに使う
使い捨ての冷感タオルは、肌を拭いて使うこともできます。
首や腕の汗を拭くと、ベタつきが取れて、拭いたあとにひんやり感が残ります。
外出先で汗拭きシートを別に持ち歩かなくて済むので、荷物を減らしたい日に向いています。
【場面別】使い捨て冷感タオルが役に立つ使い方
使い捨て冷感タオルは、水道が近くに無い外出先で使うときにいちばん役に立ちます。
濡らすタイプのように水を用意する必要がなく、使い終わったら捨てられるからです。
場面ごとの使い方を分けて紹介します。
【通勤や通学】駅から歩く前に首にかける
電車を降りて、会社や学校まで歩く前に1枚首にかけると、歩いている間の暑さがやわらぎます。
着いたら外して、汗を拭いてから捨てられます。
ワイシャツの襟が濡れるのが気になる人は、かける前に襟を立てておくと濡れにくくなります。
【屋外のイベントや観戦】冷感タオルは1時間ごとに替える
花火大会や野球観戦、子どもの運動会など、外に何時間もいる日は、冷たさが続く約1時間ごとに新しい1枚に替えるのがおすすめです。
3時間いるなら3枚から4枚を持っていくと足ります。
個包装なのでバッグに入れておいても、ほかの荷物が濡れません。
【スポーツのあと】汗を拭いてから首にかける
ランニングやテニスのあとは、まず1枚で顔以外の汗を拭き、もう1枚を首にかける使い方が向いています。
汗を拭いておくと、肌がベタつかずにシートが首からずれにくくなります。
【家事や庭の作業】火のそばでは使わない
キッチンでの料理や、庭の草むしりの合間に使う人もいます。
ただ、火を使う場所の近くではエタノールが入っているので使わないようにしましょう。
使い捨て冷感タオルを長く冷たく使うコツ
使う前に冷蔵庫や冷凍庫で冷やしておくと、開けたときのひんやり感が強くなります。
冷凍庫に入れても凍らない商品もあり、パッケージにそう書かれているものなら冷凍庫に入れて大丈夫です。
外出するときは、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れておくと、使うまで冷たいままです。
首にかけたらそのまま広げておく
シートの冷たさは、冷却液が乾いていくときに出ます。
折りたたんでいると乾きにくい部分ができるので、広げたまま首にかけておくと、まんべんなく冷たく感じます。
冷たさが弱くなったら新しい冷感タオルに替える
使い捨ての冷感タオルは、乾いてきたら役目が終わりです。
濡らして使い直すより、新しい1枚に替えたほうが冷たさがはっきり戻ります。
使い捨て冷感タオルでやってはいけない使い方
首や体に結んで使うことと、寝るときに使うことは、どの使い捨て冷感タオルでも避けてください。
結ぶと首がしまるおそれがあり、寝ている間は肌の変化に気づけないためです。
そのほか、パッケージの使用上の注意には次のような使い方をしないよう書かれています。
- 首や体に結んで使う
- 寝るときに使う
- 顔、目や口のまわり、粘膜に使う
- 傷、はれもの、湿疹など、肌に異常があるところに使う
- 除毛したばかりの肌に使う
- 機械を動かしているそばで使い、シートが引っかかったり巻き込まれたりする
- 火の近くで使う
- 使ったシートをトイレに流す
シートは水に溶けないので、使い終わったら袋に入れてゴミとして捨てます。
ゴミの分け方は自治体によって違うので、お住まいの地域の案内に合わせてください。
【肌と年齢別】使い捨て冷感タオルを使う前に確かめること
乳幼児と、メントールやアルコールで肌が赤くなりやすい人は、使い捨て冷感タオルを使わないようにしましょう。
多くの使い捨て冷感タオルには、メントールとエタノールが入っています。
パッケージの使用上の注意でも、乳幼児や肌の弱い人は使わないよう書かれています。
【乳幼児】赤ちゃんに使い捨て冷感タオルは使わない
乳幼児は肌が薄く、メントールの刺激で赤くなることがあります。
子ども用として売られている商品もありますが、対象の年齢はパッケージで確かめてから使ってください。
赤ちゃんを冷やしたいときは、水で濡らしたガーゼや、子ども用の冷却グッズを選ぶほうが安心です。
【肌が弱い人】腕の内側で試してから使う
初めて使う商品は、いきなり首に広くかけず、腕の内側に少しだけ当てて様子を見ると安心です。
ヒリヒリする刺激が苦手な人は、メントールが控えめと書かれたものを選びましょう。
赤み、かゆみ、はれなどが出たらすぐに外して、続くときは皮膚科に相談してください。
【服が気になる人】襟と色の濃い服に注意する
冷却液がたっぷり含まれているシートは、首にかけたときに服の襟が濡れることがあります。
色の濃い服や、シルクなどの素材は、輪じみが残ることもあります。
大事な服を着ている日は、首に直接かけずに、汗を拭く使い方に切り替えると安心です。
使い捨て冷感タオルは暑さの不快感をやわらげるもの
使い捨て冷感タオルは肌をひんやりさせて暑さをやわらげるもので、体の中の温度を下げるものではありません。
暑い日の外出では、冷感タオルと一緒に、水分と塩分をとることと、涼しい場所で休むことを忘れないでください。
めまいや吐き気、頭痛があるときは、冷感タオルで様子を見ず、すぐに涼しい場所に移って、必要なら医療機関に相談しましょう。
使い方のポイントは、濡らさずに開けてすぐ首にかけること、約1時間で新しい1枚に替えること、結ばずに寝るときは使わないことの3つです。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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